「こんな人生はもう嫌だ」
「こんな生活からは抜け出したい」
「なんでもいいから幸せになりたい」
こんな風に思うことありませんか。
「現状を変えたい。抜け出したい」とはそもそも・・・
- 今の現状がつらくて、ここから抜け出したい
- とにかく今の生活がキツ過ぎる
- そうはいっても、どうやって抜け出せばいいのかわからない・・・
このような状況に陥っている人って、どういう人だと思いますか?
実はこういう人って、現状の不満しか見えていないのです。
「不満の反対=幸せ」・・・ではない
以前の私も、思いっきりこんな状態でした。
「とにかく今の生活がつらすぎる」
「この状態は嫌だ。抜け出したい」
もう、ただひたすら今の生活に対する不満しかありませんでした。
だから、抜け出した後にどうなりたいかとか、どんな生活が理想かと問えば、答えは・・
- お金がたくさん欲しい
- 夫が私に不満や苦情を言わない事
- 今のきつい仕事を辞めたい
- 掃除洗濯食事作りをしなくていい生活
- とにかくたくさん眠りたい・・・
などなど。
とにかく、「今とは逆の状態」としか出てきませんでした。
これって、「幸せ」だとか「ゴール」だとか「目標」とかとは全然違ってて、ただ、「嫌な状況」を言い方を変えているだけなんです。
「幸せ」という自分のゴールは、具体的にはどこなのか?
引き寄せの法則とかあるように、人はだれでも自分の望みをかなえる力を持っています。
だけどそれは、目標が明確な場合に限られるのです。
潜在意識というものは、否定形の願いを認識することができません。
そのため
- ストレスのない毎日
- いじめのない職場
- 夫が自分に冷たくしない事
・・・
なんていう望みを持っていても、潜在意識は認識してくれないのです。
ですので、「現状から抜け出したい」「幸せになりたい」と思ったなら、まずは「その幸せとはどういう状態なのか」を明確にする必要があるのです。
自分が目指す「幸せ」の形を明確にする
「幸せ」」といっても、100人いれば100通りの幸せがあるものです。
おそらく「お金がたくさんある状態」をほとんどの人が「幸せ」として挙げるのではないでしょうか。
しかし、その「たくさんある」とはどれくらいか。は人それぞれ違います。
「豪邸に住んで、とにかく贅沢な暮らしをしたい」という人もいれば、「生活に困らないだけあればいい。むしろありすぎるのはトラブルの元。」という人もいるでしょう。
「現状から抜け出して幸せになりたい」と思ったら、まずは、「どんな幸せな状態になりたいのか」を具体的にすることが大切です。
望む状態を考えたとき、「不満の裏返し」しか出てこない場合、すぐにそこから抜けだすことは難しいかもしれません。
まずは、抜け出した先の未来を具体的に想像することが何よりもまず大切な一歩なのです。