「うつ」ってつまりどういう事?
症状や治し方も解説

・気分が落ち込んで、浮上できない
・疲れがなかなか取れない
・頭痛や腹痛など、原因不明の身体症状がある
・眠れない、もしくは起きられないなどの睡眠障害がある
・わけもわからず泣きたくなって、涙が止まらないことがある
・映画を見たり、本を読んだりしてもなにも感じない
・食欲がない、食べてもおいしいと思わない
・なんでも悪い方へ考えてしまう

などといった症状はありませんか?

こういった症状が長く続いたり、いくつも当てはまったりする場合、もしかすると、「うつ」気味かもしれません。

あなたは大丈夫ですか?

「うつ」ってつまりどういうもの?

医学的な難しくて詳しい説明は他の記事にゆずるとして、

今回は私の理解する「うつ」をざっくりと解説します。

「うつ」って要は、

心が疲労困憊してしまって、通常通りの機能ができなくなった状態。
つまり、心がちょっと「不具合をおこしている」状態です。

身体だって、
酷使しすぎると不具合が起きます。

筋肉は使いすぎると筋肉痛とか肉離れとかなりますよね。

パソコンやスマホだって無茶な使い方してると「ブツっ」とか嫌な音がして、動かなくなってしまったりします。

これらと同じような事が「心」で起こっているのです。

心と身体はつながっています。

頭痛や腹痛などの身体症状は身体そのものの疲労とともに、「心」の不具合が「身体」にまで影響を与えているのでしょう。

「うつ」の原因はストレス?!

「うつ」の発症の原因は明確にはなっていないようです。

しかし、
なんらかのストレスからくると言われています。

外部からの強いストレス。
例えば
・上司から怒られた
・仕事で大失敗をして取引先や会社に迷惑をかけた
・家事や育児で自分の時間が全く取れななくて、心身ともにヘトヘト・・

など、
強いストレスを感じて、しかもそれを解消できないまま過ごしているとどんどんストレスは溜まっていってしまいます。
そうして、あまりにも強い負荷がのしかかっている状態が続いた結果、脳や内臓などに不具合が発生してしまうという事態になってしまうのです。

「うつ」の症状はさまざま

「うつ」の症状としてはさまざまなものがあります。

・眠れない
・どれだけ寝ても眠くて起きられない
・頭やお腹、背中、腰など身体が痛い
・食欲がない
・食べても食べても満腹感が感じられない
・すぐ疲れる
・動悸がする

などといった身体にあらわれる症状や

・気分が落ち込んで、なかなか浮上できない
・不安で不安でどうしようもない
・涙が勝手に出て、止められない
・映画や小説、ドラマを見ても心がなにも動かない
・とにかくネガティブ思考
・なにか悪い事が起こると、全て自分が悪いと思ってしまう
・なにもしたくない

などといった、気分や感情に関する症状があります。

これらの症状が続いたり、ひどくなると日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

それを「うつ」というのですね。

「うつ」の治療法は・・・

いきなりですが、あなたは風邪をひいたときどうやって治しますか?

症状がひどくなれば病院へ行くのでしょうが、病院へ行くのは時間もお金もかかります。
まずは自分で治すことを考えますよね。

私の場合、まずは葛根湯やビタミン剤、市販の風邪薬などを飲んで、とにかく早めに寝ます。

「うつ」の場合も、まずはこれと同じような治し方になります。

要は、私たちみんなが持っている「自然治癒力」で治すということです。

薬って対症療法なんです。
風邪薬って鼻水を止めてくれたり、のどの炎症を止めてくれたり、熱を下げてくれたり。

そうやって薬でつらい症状を緩和させます。
そして、あとは私たちの身体の自然治癒力によって治しているのです。

つまり、「自分で治す」のです。

もちろん、病院に行く事も大事な選択肢の一つです。

病院の先生は専門家なので、「うつ」に関するいろんな事を知っています。
もしかすると、あなたの症状は「うつ」に似ているけれど違うものの可能性もありますよね。
それを指摘してくれるでしょうし、適切な薬も処方してくれるでしょう。
話を聴いてもらうことで楽になることもありますね。

しかし、結局のところ、根本的に直すのは自分自身です。

たくさんの周りの人の力や薬の力なんかも借りながら、「自分自身の力で治していく」という意識がとても重要なのです。