他人から「いい話」を聞ける人、聞けない人の違いは?

「周りの人からたくさん助けてもらえた。
自分はとても運がよかった。」

偉業を成し遂げた人が良く言っているセリフです。

運なんて、自分ではどうしようもないような気がしますよね。

でも、

これって本当に運が良かったのでしょうか?

他人から「いい話」を聞ける人と聞けない人がいる?

「自分はたくさんの方からためになる話や助言を多く聞くことができた。
たくさん目をかけてもらって今がある。」
という人いますよね。

反対に

「自分の周りにはロクな大人がいなかった。
きちんと教えてくれる人がいなかった。」
という人もいます。

それらは本当に、周りの環境が違うだけなのでしょうか?

あなたはどちらのタイプですか?

まわりの環境ではなく、本人の受け取り方次第

ズバリ結論から言ってしまうと、
周りの環境って実は、本人の受け取り方で大きく違ってくることなのです。

本人にとってみれば、本当に周りには自分を応援してくれるステキな人ばかりいるでしょうし、
逆に意地悪な人ばかりがいるかもしれません。

しかし、なぜそんなことになるのでしょうか。

人間はみんな様々な性格をしていますし、
ひとりの人間でも裏表が多少なりともあるでしょう。
あなたとの相性がいい人、悪い人、というのありますよね。

それなのに、ステキな人ばかり、あるいは意地悪な人ばかりが周りにいるって・・・?

ところが、
自分の方に原因があると思えば、ちょっと受けれやすくなりませんか?

周りの環境ってそんなには変わらない

ちょっと学生時代を思い出してみましょう。
あなたにとってどんな学生生活でしたか?

今では学校選択で悩む学生のために、ネット上でさまざまな学校の口コミが投稿されていますよね。

一つの学校に、さまざまな評価があります。
同じ学年の生徒さんの投稿であっても、評価が全く違ったりすることもよくあります。
同じ先生に対しても、いい評価をする生徒もいれば、悪い評価をする生徒もいます。

「学校」や「先生」という環境は同じはずなのに、なぜ、こういったことが起こるのでしょうか。

もちろんそこには相性の問題もあるかもしれませんが、

自分がそこから何を得ようとしているのか。
どう向き合おうとしているのか。

そういった自分側の意識の違いが実は大きく関係してくるのです。

「すばらしい時間」にするか「ムダな時間」にするかはあなた次第

たとえば、

学生の頃の校長先生の話。
・・・長かったですよね。

寝てしまって全然聞いていない人もいましたね。(わたしのことです(;’∀’))

若かった私たちに、歳を重ねてたくさんの経験をしたからこその、多くの助言をしてくださっていました。
しかし、
その貴重なお話を、自分の人生の糧にした人もいれば、寝てしまったりおしゃべりをして、「ムダな時間」にしてしまった人もいた事でしょう。

校長先生は生徒たちみんなに向かって話をしてくださったはずです。
ところが、

受け取る側の聞き方で、その校長先生が話をされた時間は
ある人にとっては「貴重な時間」となり
ある人にとっては「ムダな時間」となってしまったのです。

あなたのまわりをもう一度見つめなおしてみよう

まったく同じではないにしても、みな同じような環境の場合は多いものです。
そんななかで、その環境を自分にとって良いものにするか、悪いものにするかはあなた次第なのです。

あなたの周りの環境はどうでしょうか?

素晴らしい環境に身を置いていると思えば、
あなたのまわりは素晴らしい人であふれかえっているでしょう。

一度、あなた自身の周りへの向き合い方を見つめなおしてみませんか。
今まで見えていなかった、新たな発見があるかもしれませんよ。