しなきゃいけないとわかっている。なんならいっそ、したほうが自分のためになるってわかっているのに、どうしてもできない。体が動かない。
何てことありませんか。
すべきことがどうしてもできない!には実は2種類ある
するべきとわかっているのにどうしてもできないという場合、厳密にはそれには2つのパターンがあります。
- 一つ目は、「本当にやりたくないとき」
それをするのが苦痛で苦痛でしょうがないという場合 - 二つ目は「やらなきゃいけない」という事自体にものすごく反発している場合。
以下で詳しく解説していきましょう。
どうしてもできない理由の一つ目は「本当にやりたくないとき」
実際にそれをすること自体が苦痛で苦痛でしょうがない場合。
これはわかりやすいかと思います。
人はみんな好き嫌いや向き不向きがあります。
それは生まれつきや幼少期からの習慣などで身に着けたもの。
それらって結構理屈じゃないですよね。
なんで嫌いなのか、なんで向いてないのかって言われても、言葉で説明できるものでもないですし(できるものもあるでしょうけれど、それらは後付けの理由である場合も多い)、トラウマなんかがある場合もあります。
本当に心の底からいやだったら、そりゃあ、体も動きませんよね。
どうしてもできない理由の二つ目は「やらなきゃいけない」にものすごく反発している場合
しなければならないことそのものではなくて、「しなきゃいけない」というその圧力、プレッシャーに参ってしまっているという場合。
しなきゃいけないことだと思うから、つらくてできなくなってしまう。というパターンです。
やり遂げなければならない。完璧にしないといけない。いい評価を得なければならない、など、結果まで必要な場合はなおさら動けなくなってしまうものでしょう。
実はそれはやらなきゃいけないではなくて、ただ、やりたいこと、という場合もあるかもしれません。
- テストでいい点とりたい
- 会社でいい成績出したい
- あの人に好かれたい
- いくら以上の稼ぎが欲しい・・・
したいこと、達成したいことのためにしたいと思っているのに、自分を追い詰めすぎちゃって動けなくなってしまった。というパターンです。
力が入りすぎてるってことですね。
大きすぎる負荷を自分にかけてしまっている。とも言えます。
「こうしなきゃ」「こうあらねば」って力みすぎてしまうと、かえって力がでなくなる。やる気がなくなる。ってことも結構あるんです。
しなくちゃと思うのにどうしてもできない。そんなときはまず、こうしよう!
「別にしなくてもいいんでは?」
ちょっとこう考えてみませんか。
世の中に「何がなんでも絶対にやらなきゃいけないこと。そしてなおかつ、そう思っているのにできないこと」、なんて、そうそうないのではないでしょうか。
本当に嫌で嫌で仕方がなくてそれでもやらなきゃいけないと思うのに体が動かない・・・
それ、本当にしなくちゃいけませんか?
ほかに道はありませんか?
あなたが「しなきゃいけないことなんだ」って自分を追い詰めている事柄、本当に絶対しなくちゃダメですか?
したいって強く思っているだけで、本当はそこまでしてしなくてもいいかもしれません。
別の方法で目的が叶えられる場合もあるかもしれませんよ。
そう思えれば、肩の力が抜けて、案外やる気がわいて、ひょいっとできるようになったりすることも結構あったりするものです。
試しにちょっとだけ、「もしかすると、しなくていいってこともあるかも?」なんて考えてみてはいかがですか?