HSPさんが「電話が苦手」と感じる3つの理由とその対処法

「仕事中に電話が鳴ると、ビクッとしてしまう・・」
「電話に出るのが苦痛で苦痛でしかたない・・」

あなたはこんなことありませんか。

HSPさんは「電話が苦手」という悩みがとても多い

・職場での電話の着信音に極度にびっくりしてしまう
・電話での声が聞き取りづらい
・電話で話される内容は、なぜか頭に入ってこない
・極度に緊張してしまい、返答かできない

など・・

あなたは仕事での電話がつらいと感じていませんか?

HSPさんで電話が苦手な人は多くいます

「仕事そのものは楽しいのに、
電話だけが苦痛でしかたありません。
電話応対のない仕事への転職をしようか悩んでいます。」

そんなご相談もいただくくらい、
電話をつらいと感じている人もいます。

HSPの私も以前は仕事の電話が嫌で嫌で
仕方がありませんでした。

それこそ、職場で電話が鳴るたびに
緊張で汗びっしょりに
なってしまっていました。

そんな
「電話もできない自分はなんてダメなんだ。」と
落ち込んだものでした。

HSPさんが電話が苦手な3つの理由

ではなぜ、HSPさんは
それほどまでに電話が苦手なのでしょうか?

その理由を3つ挙げてみました。

電話での会話は情報が少なくてわかりづらい

一つ目は

電話での会話は情報が少なくてわかりづらい

というのがあります。

HSPさんは、五感がとても鋭いです。

誰かと話をするときは
相手の声はもちろん、微妙な表情の変化や動作などから
言葉にはされない、相手の感情なども深く読み取っています。

それを普段から当たり前のように行っているのですね。

ところが電話の場合、

実際に会って話をするときに比べて
極端に相手からの情報量が減ってしまいます。

耳からの情報だけになってしまうことで
内容を把握しづらいと感じる
ようです。

相手の反応が見えづらく、不安

・二つ目は

「相手の反応が見えづらく、不安

HSPさんは普段、だれかと話をするときには
相手の反応を、ものすごく気を付けて見ています。

意識はしていないかもしれませんが、
相手の反応をみながら
発言や行動を決めることも多いです。

それを自然にしています。

ところが・・・

それが電話だと、
相手の反応がものすごく分かりにくいですよね。

「自分の発言に対してどう感じたのか。」

実際に会って話をしているときには
言われた瞬間の微妙な表情の変化などを感じるかもしれません。

しかし、電話の場合、
相手が発言するまでわかりません。

もっと言えば、
その発言自体、本当のことなのかどうなのか・・・

疑い出すとキリがありません。

相手がどんな表情で、どんな様子でその言葉を言ったのか、
それを見ることができないことは
HSPさんを不安にさせてしまう
ようです。

苦手意識からどんどん緊張してしまう

・三つ目は

苦手意識からどんどん緊張してしまう

ということ。

これはHSPさんに限りませんが、
「苦手だな」と感じていると
それをしなければならない時は緊張するものです。

HSPさんはさらに
マイナス思考気味な傾向があります。

そのため、

「私は電話が苦手」という思いから極端に緊張してしまい、

普段の力すら出せなくなってしまったりします。

その結果、
軽いパニック状態になってしまい、

・頭が真っ白になって、話の内容が全く頭に入ってこない・・
・頭が動かず、返答ができない・・

と、
失敗を重ねることになってしまうのでしょう。

つらい電話応対への対処法

まずは、落ち着きましょう。

電話の音って
そこに注意を向けるような音になっています。

当たり前といえば当たり前です。

だって、今していることの集中を切って
電話に出てもらいたいわけですから。

だから、
電話の音にびっくりするのは当たり前なのです。

そして、

メモを用意して、ゆっくりと話を聴きましょう。

聞き取れなかったら聞き返していいのです。

HSPさんでなくても、電話って緊張するものです。

表情の見えないことに苦手意識を持っている人は多いです。

そこをしっかり自覚しているあなたは
逆に言えば、
早とちりや誤解してしまうリスクはきっと少ないでしょう。

電話は「ゆっくり」「確実に」を
意識してみましょう。

まとめ

電話が苦手というHSPさんの悩みをよく聞きます。

HSPさんが職場での電話をつらいと感じる理由を
3つあげてみました。

電話での会話は情報が少なくてわかりづらい
相手の反応が見えづらく、不安
苦手意識からどんどん緊張してしまう

なぜ自分が電話を苦手だと感じているのかの
理由がわかっただけで、
見えてくるものもあると思います。

電話で緊張することは悪いことではありません。

今度はぜひ、

「落ち着いて」、「ゆっくり」と、「メモを取りながら」

電話を受けてみてくださいね。