職場での昼休みや、ちょっとした仕事の合間。
営業さんや業者さんとの少しの時間。
ちょっと嫌な沈黙が流れる事がありませんか?
HSPさんは雑談が苦手
・それほど親しくない同僚。
・仲良くはないけど、顔を知っている取引先の方。
そんな距離感の会社での人間関係、
気まずいな。と感じることないでしょうか。
HSPの私も、会社でのそんな
「仕事」以外の時間が苦手でした。
まわりの人たちを見ていると、
実に他愛のない話をして盛り上がっています。
それを羨ましく眺めるものの、
自分はその中に入ることはできませんでした・・・
なぜなんでしょうか?
HSPさんが雑談できない3つの理由
興味がない事には関心を持てない
雑談できない理由の1つ目は
HSPさんの特徴の一つ、
興味がない事に関する関心の低さにあります。
HSPさんにとっては、
自分の興味のない話をすることは
楽しいことではありません。
というより、
興味がない事、自分に直接かかわりのない事については
知識がほぼありません。
興味が持てないので、その事について知ろうとしないからです。
例えば、プロ野球に全く興味のないHSPさんは
プロ野球選手やチーム、試合の行方に全く関心がありません。
何度説明してもらっても
覚えることができなかったりします。
深く思考しがちなHSPさんにとって
うわっつらの話は空虚に感じる
雑談できない理由の2つ目は
HSPさんの特徴の一つ
何事も深く思考する。ということと関係します。
何事も深く思考しがち、ということは
逆にいえば、
思考を浅い段階で止めることがあまりない。
ということです。
雑談ってそれこそ、
どうでもいいような話が多いですよね。
例えば
今朝通勤中に芸能人に似た人を見かけた。とか話していると
HSPさんはその話の続きを期待してしまいますが、
こういう話は、これで終わりだったりします。
そうして、そのまま別の話題に流れていってしまいます。
普段、深く思考するクセのついているHSPさんには
表面だけを流れていく話についていくのは
モヤモヤしてしまうのでしょうね。
「仕事」と「雑談」のバランスをとるのがむずかしい
3つ目は
HSPさんの
マルチタスクが苦手なところと
関係しているのではないでしょうか。
非HSPさんって
仕事をしながらポンポンっと軽く雑談をすることもあります。
でもそれは
HSPさんにはなかなか高度な技だったりします。
HSPさんは「軽く」というのが苦手だからです。
2つ目の理由とも少しかぶりますが、
何事にも全力投球してしまいます。
その結果、二つ以上の事柄を同時進行することは
とてもエネルギーを使うことになってしまうのですね。
非HSPさんは
仕事にはしっかりエネルギーを投入。
雑談は軽ーく、むしろおしゃべりでストレス解消するレベルで。
そんな風にエネルギーの振り分けを自然にするのでしょうが、
HSPさんにはそれがむずかしいのですよね。
雑談はしなければならないものではない
3つの、
HSPさんが雑談が苦手な理由をあげてみました。
更にもう一つ、
「苦手」と思っているからさらに「苦手」になる
という部分もあると思います。
「仕事」と違って、
「雑談」はしなければならないことではありません。
円滑なコミュニケーションのためにはできるに越したことはありませんが、
普段から、「雑談をしない人」というキャラでいることで
職場で気楽に過ごせるってこともあるかもしれませんよ。